ここまで一緒に、家計の全体像や固定費の見直しについて考えてきた。
通信費や保険、毎月出ていくお金を整えると、少しだけ”余白”が生まれる。
でも、その余白をすぐに投資に回す前に、どうしても先に話したいことがあるんだ。
それが、「生活防衛資金」。
生活防衛資金はいくら必要なの?
何ヶ月分が目安?
今日は共働き家庭である我が家のリアルな考え方を書いてみる。
▼固定費の全体像をまだ整理できていない人はこちら
固定費の見直しは何から始めるべきか?家計が楽になる順番と具体例
生活防衛資金とは?
生活防衛資金とは、収入が止まったときに生活を守るための貯金。
投資資金とは違う。
増やすためのお金ではなく、守るためのお金。家計を支える大事な土台。
家計管理の順番は、
整える → 守る → 増やす
今日はその”守る”の話をしよう。
▼まずは家計管理の基本から整理したい人は、こちらも参考にしてみてね
家計管理は何から始める?ーあなたへ最初に伝えたいことー
なぜ、投資より生活防衛費の確保が先なのか
僕たちは夫婦は共働きで、世帯年収は約600万円。
決して余裕たっぷり、とは言えない。
これから子どもも生まれる。
そんな中で投資を始めるとき、一番怖いのは相場の暴落じゃない。
収入が止まること。
会社員でも、体調不良や転職、会社都合の退職などの可能性はゼロじゃない。
そんな時に「来月どうしよう」なんて不安を抱えたまま、冷静な判断はできないと僕は思うんだ。
だから、先に守りを固めておく。
我が家の生活防衛資金はいくら?
一般的には、生活費の3~6ヶ月分だとよく言われる。
でも正直、正解は分からない。
大事なのは、自分の家庭にとって現実的な目安を決めること。
我が家の場合、固定費6ヶ月分を目安にしている。
ここで大事なのは、「生活費」ではなく「固定費」。
僕たちの固定費の内訳は、
- 住宅費
- 食費
- 通信費(サブスク除く)
- 日用品費
- 自動車費
- 医療費
- 保険費
これらを合計して、月およそ185,000円。
その6ヶ月分だから約1,100,000円。
もちろん、食費や医療費は月ごとに変動するけど、これは年間の予想支出額から月額を求めて現実的なラインを決めた。
一般的な固定費のイメージと異なるから、僕はこの項目をまとめて「基礎生活費」って呼んでる。
生きていく上で最低限必要になるもの。
それは人によって違ってくるけど、それでいいんだ。
完璧じゃなくていい。自分に合ったやり方で。
”現実的に続けられる数字”が大事なんだ。
なぜ、1年ではなく6ヶ月なのか
生活防衛資金は何ヶ月分が安心か。
3ヶ月分でいいと言う人もいれば、1年分必要と言う人もいる。
人の数だけ正解はあると思うんだ。
だから僕たちは、「次の行動を冷静に選べる期間」として6ヶ月を選んだ。
さらに、
- 失業した場合 → 失業保険で収入をカバー想定
- 幸いなことに、夫婦が互いの実家に戻る選択も可能
こうやってリスクを分解すると、僕たちの場合、”完全にゼロから生活”になる可能性は高くなかった。
だから、「過剰に持ち過ぎず、でも甘くも見ないライン」が基礎生活費の6ヶ月分だった。
生活防衛資金は、攻めるための守り
これは、”寝かせておくお金”じゃないんだ。
- 家族を守るため
- 急な出費に慌てないため
- 投資を安心して続けるため
生活防衛資金は、「挑戦するための土台」。
守りがあるから攻められる。
新NISAも積立投資も、なくなったら困るお金ではやらないこと。
家計の土台が崩れないように、生活防衛資金が目標額貯まったなら、投資資金と分けて管理することをオススメするよ。
我が家も、最初からできていたわけじゃない
正直に言うと、僕らも最初から6ヶ月分あったわけじゃない。
一歩一歩、毎月確実に貯めていった。
固定費を整え、通信費を見直し、浮いたお金を別管理口座へ。
地味だけど、確実な方法。
家計は派手さよりも、再現性が大事。
防衛資金ができたら、次のステップへ
守りが整って、はじめて増やす話ができる。
焦らなくていい。順番を飛ばさなくていい。
▼新NISAを始める前に読んでほしい話
家計は、
整える → 守る → 増やす
この流れができると、ブレにくくなる。
一緒に、土台から作っていこう。
金融マンのパパ ichiより